舶用燃料油分析サービス

世界の様々な港で補油される舶用燃料油は、その性状が各々異なっており粗悪油が混在している場合があります。このような粗悪油であることを認識せずに使用した際には、主機を始めとする機器のトラブルの原因になります。

このような機器のトラブルを未然に防止するためには、補油される舶用燃料油の性状を事前に把握し、低品質ではないことを確認することが有効となります。

株式会社ClassNKコンサルティングサービスは、補油された舶用燃料油の性状がISO 8217 規格に適合しているかを評価し、必要に応じたアドバイスを付加した分析結果をお届けする「舶用燃料油分析サービス」をご提供致します。

迅速かつ多様な分析項目の実施

当社では、シンガポール及びヒューストンを中心とした複数の分析所で分析を実施いたします。船舶から最寄りの分析所へ試料油を送付頂くことにより、迅速に分析結果をご提供いたします。

また、送付頂いた試料油は、ISO8217規格に準じた一般性状分析の評価に加えて、ご要望に応じて下記のような特殊分析も実施致します。

特殊分析の例:
アスファルテン分 / FCA(燃料油着火燃焼性試験装置)
GC-MS (ガスクロマトグラフ質量分析装置) / FT-IR(フーリエ変換赤外分光光度計)
TAN(全酸価)/ 混合安定性試験

分析ご依頼の手順

flowchart
  1. ①分析のお申込み
  2. ②船舶の動静のご連絡
  3. ③試料油採取用キット一式を当社分析所から船舶へ送付
  4. ④本船による試料油の採取
  5. ⑤本船から試料油を最寄りの当社分析所へ発送
  6. ⑥試料油の分析(ISO8217規格項目など)
  7. ⑦分析結果及び必要に応じたテクニカルアドバイスを付加してご連絡

分析結果はe-mailにて受信、又は当社指定のWEBより閲覧可能です。

 パンフレット(舶用燃料油分析サービス) [PDF:343KB]

本件に関する詳細につきましては、以下宛に電子メールにてお問合せください。
E-Mail: consulting@classnkcs.co.jp

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